ワークフローの基本機能に加え、文書管理機能などと連携した業務統合システム、NCIWFを展開しています。
既存システムと連携も可能で、お客様の多様なニーズにお応えします。
複雑な業務までカバーできる統合ワークフローシステムです。日鉄ソリューションズの技術力を活かし、伊藤忠グループのチャネルを通じた様々な業種業態のシステムを約30年にわたり提供してきた実績と信頼に基づいています。NCIWFは多種多様なお客様のシステム開発で培ったノウハウを結集したシステムです。お客様の様々なニーズにお応えするとともに既存システムとの連携も実現します。
課題と効果(こんなことでお困りではありませんか)
組織変更時点の前に起案された申請書等の承認作業が完了するまで、新組織に対応したフローに変更できないなどの不便さがありました。組織変更や異動の際に必ず発生する課題に対し、的確に対応する機能が用意されていないためです。
組織変更にも簡単に迅速に対応できます。NCIWFでは異動情報の予約登録ができます。また、新組織と旧組織のオーバーラップ設定も可能です。旧組織でも新組織でも業務を流せるため、ご担当者は組織変更にともなう煩雑な業務処理から解放されます。
機能
・「有効期間設定」、「有効期間によるフローの自動切換え」など、組織変更情報予約機能を用意しています。改編時の事前登録が可能です。
・新旧移行期間での新旧フローの共存が可能です。(オーバーラップ機能。自動判定可)
機能
・定義した承認ルートに対して、処理時に、案件ごとの特性に合わせて、申請者または承認者がルートの追加、削除、および処理 者や参照者の指定ができます(定義時に変更の許可が必要です)。
・「各種条件による自動スキップ処理」、「分岐」、「並行」、「並行待合せ」など、複雑な承認ルートに対応できます。
・「合議」、「多数決」、「人数指定」など、多様な承認方法に対応できます。
・「相対指定」、「組織長指定」、「部署階層指定」 など、処理者指定方式を多様に用意しております。
・業務フロー間の自動連携が可能です。
・フローの中には、条件によって処理する部署が異なるというものもあります。そのようなフローも独立型業務フロー連携をい、容易に実現可能です。また「階層型フロー連携機能」も用意しています。1つの業務フロー(親)に対して、それに従属する業務フロー(子)を複数設定することができます。
これまでのワークフロー製品は多くの場合、過去の申請・稟議・決裁で使用された文書を検索したり、再活用することができませんでした。ワークフロー上の文書は、添付資料も含めて、常に一方方向に流れて完結していたわけです。
このため、以前に使った申請書を検索して参考にすることができず、また文書のバージョン管理やアクセス権限管理も煩雑になっていました。過去の文書ストックを活用したいという社内ニーズに応えることができなかったのです。
NCIWF(New Concept Integrated WorkFlow)は、こうした悩みを解決。過去の文書ストックをワークフロー上で柔軟に活用できます。NCIWFの強力な文書管理機能は1つのワークフロー上で使用された文書を一括保管するため、添付した文書も含めた検索や文書のバージョン管理なども自由自在です。社内の知識ストックや過去の経験が共有化され、ワークフローのより有効な活用につながるのです。
もちろん、文書の更新・閲覧の権限管理や、人事異動など組織変更への柔軟な対応も可能。文書管理とワークフローを連携させることで、業務プロセスの見える化や進捗管理なども実現。業務統合ソリューションとしてワークフローを活用できます。
例えば交通費精算のケースを考えてみます。交通費の申請から決裁はワークフローで自動化することができます。しかしこれまでは、その後新たに財務会計のフローを立ち上げて処理する必要がありました。ワークフローと財務会計システムが連動していなかったからです。
もちろんシステムのカスタマイズで連携させることは不可能ではありませんが、その場合大きなコストがかかっていたことも事実です。ワークフローをほかのシステムと連携させることは、大きな課題となっていたのです。
NCIWFには、様々な外部システムと連携するためのESB(Enterprise Service Bus)機構が搭載されています。このため、SAP ERPやOracle E-Business Suite(EBS)などのERP、SuperStreamなどの特定業務パッケージ、Google Appsなどのクラウドサービス、更にはレガシーシステムなど基幹業務システムと柔軟かつ簡単に連携できます。継続的なシステムの拡張や統合を図ることが可能になっています。
複雑な業務プロセスを見える化したい、企業統合による業務の複雑化を解決したい、十分な内部統制を実現したい、などのニーズを背景として、BPM(業務プロセスの継続的な改善)やBPO(一部業務プロセスの外部専門企業への委託)といった手法を活用する企業も増えてきました。しかし最適なパッケージやツールを選択する難しさやコスト問題、またスクラッチ開発では生産性が低いという課題も指摘されています。
実は、ここまでご紹介したNCIWFの3つの特長を活用することで、複雑な業務プロセスをシンプルなワークフローとして実現することが可能です。NCIWFの「階層型最適ワークフローコントロール機構」により、複雑な内部統制への完全準拠、業務処理スピードの向上と処理漏れの防止、文書管理のセキュリティ強化、システム運用負荷の軽減など、最適な業務プロセスのシステム開発が実現するのです。
機能
・NCIWFは、ESB基盤により、マスタデータを抽出、加工、転送するとともに、マスタデータの重複削除のためにクレンジング、および名寄せを行います。
・NCIWFは、統合マスタサーバを提供し、複数の業務システムに対してマスタデータを常時共有します。
統合マスタサーバは、
1 . アクセス履歴/変更履歴
2 . データモデル
3 . メタデータリポジトリ
より構成され、また、画面レイアウト、マスタ項目をカスタマイズするデザイナ機能を提供します。
・NCIWFは、ワークフロー基盤により、複数組織に跨がるマスタ申請・承認を行い、キーマスタ統制を実現します。
・NCIWFは、マスタデータの世代管理を実現します。
・NCIWFは、段階的なマスタ統合を実現する機構を提供します。
・NCIWFは、グローバル展開に合わせて、多言語基盤を提供します。
機能構成・ソフトウェア構成
機能
1. 統合文書管理システム関連
・統合文書管理機能
・検索機能
・版管理機能
・関連文書機能
2. MDM(Master Data Management)システム関連
・マスタデータ連携機能
・マスタデータ管理機能
3. その他
・システム連携機能(ESB)
ブラウザ | Microsoft Internet Explorer Safari Firefox Chrome |
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アプリケーションサーバ | Apache Tomcat WebLogic Server |
RDBMS | Oracle MySQL |
帳票作成ツール | Acrobat Pro JasperReports |
機能構成
NCIWFワークフロー(クラウド版)は、グーグル(GAE/GCE)、アマゾン(AWS)、マイクロソフト(Azure)等のクラウド環境でご利用頂けるワークフロー製品です。豊富な機能を、リーゾナブルな価格でご利用頂けます。Google AppsやOffice365との連携も可能です。強力なヒューマンワークフロー機能や各種システムとの連携機能を備え、本格的な業務システムに対応できます。
機能
・複雑な業務に対応できるフルスペック版
・社内システム、および各種業務基幹システムと連携、業務統合ソリューションをご提供
・様々なクラウド環境(Google Compute Engine、Windows、Azure、Amanzon Web Services等)に対応
紹介動画
NCIWFワークフロー(for Google Apps)の紹介動画です。
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